手ぬぐい作家「つねかめ堂」の仕事を手伝ってもらう AI の作業場を、Cloudflare OS で立ててみました。
Cloudflare OS は、自分の Cloudflare アカウントの中に立てる「AI と一緒に作業する場所」です。ChatGPT みたいに AI に話しかけられるのですが、お店のデータとつなげられるのが便利なところ。ログインできる人も自分で決められます。
つねかめ堂では、次の3つをつないでいます。
- Square(お店のレジ)の売上と商品
- 出店履歴(いつ、どのイベントに出たか)
- Instagram の過去の投稿
こんなお願いをしています
「イベントごとの売上や売れ筋を教えて」
出店履歴と売上がつながっているので、イベントごとにどれくらい売れたかをまとめてくれます。毎回聞くのも面倒なので、集計する小さなアプリまで作ってもらいました。

次にどのイベントに出ようか、というときの材料になります。
「過去のインスタ投稿を参考に、次の出店の告知文を考えて」
告知文って、毎回ゼロから考えるとけっこう大変なんですよね。
頼んでみると、出店予定と過去の投稿を読んで、いつもの口調に寄せた案をイベントごとに出してくれました。「毎年恒例」「3年ぶり」みたいな言葉も、出店履歴でちゃんと確かめてから使ってくれます。あとは選んで、ちょっと直すだけ。

「Square の商品の整理を手伝って」
長く使っていると、Square の商品登録はだんだん散らかってきます。どれをまとめて、どれを消すか、一緒に考えてもらっています。
AI が商品を書き換えるときは、毎回「承認」ボタンが出て、押すまで反映されません。勝手に消されたりしないので安心です。
画面が英語だったので、日本語にした
ひとつ困ったのが、画面が全部英語だったこと。自分だけならいいのですが、スタッフにも使ってもらうので、これはちょっとつらい。

Cloudflare OS には日本語に切り替える設定がまだないので、画面に出た英語をあとから日本語に置き換える仕組みを足しました。よく使うボタンやメニューは、だいたい日本語になっています。

全部は訳していなくて、ところどころ英語が残っていますが、そこは気にしないことにしました。
どうやって置き換えているかは、技術ブログの「多言語対応の仕組みがない OSS の画面を、本体に手を入れずに日本語化する」に書いています。
おわりに
データとつながった AI がいると、「ちょっと聞く」「ちょっと考えてもらう」が気軽にできて助かっています。まだ試験的に公開されている段階のソフトなので、これからどう変わっていくかも楽しみです。